ラバネロ新年会

1/13(月・祝)は、ぼくの所属する自転車チーム、ラバネロの新年会に参加してきました。
ラバネロは忘年会同様、新年会もサイクリングでお酒はありません。
小川町の横田農場まで自転車で行って、餅つきをしてお餅をたくさん食べて帰りもまた自転車。
往復113kmです。
横田農場  https://www.facebook.com/yokotanoujou/

(コース)

(行き)
ぼくはいつも自宅の前でみんなに合流します。
本隊はラバネロに集合した後、約3kmでぼくの家の前を通るのでそこから合流するのです。
ところが、今回は家の前で待っていても、待てど暮らせどみんなが来ない。
25分待ってから、ぼくの見込み違いで本隊が先に行ったことに気づいて追いかけました。
その差は、後から分かったところでは約45分。
頑張れば30分は縮められるので怒られはしないだろうけど、たった一人で追いかけるのがツライ😢
年始早々「段取り王子」と言われて久しいぼくの恥ずかしい失態なのでした。

去年4月に作ったアドベンチャーバイクで行きました。
車輪をロード用にすればロードバイクとして、車輪をオフロード用にすればグラベルロードとして、キャリアをつければツーリング車として乗れる優れものです。
キャリアにカゴをつければ愛犬マリコも載せてサイクリングに行けます。
今回は装着したのはロード車輪。

みんなが既に通過したことも知らずに悠然と自撮りしているぼく。

落ち込み気味で、慌てつつ出発すると、すぐにラバネロのジャージを着た男性が信号で追いついてきます。
もしかして、ぼくと同じ遅刻組か!?と聞いてみると、一人でサイクリングに行くだけでしたが、荒川土手を走るということなのでご一緒することに。
捨てる神あれば救う神在り。
よかった~😊

一緒に走ってくれた中澤さん。
ありがとうございました。

気になるのは別途合流の可能性があるので連絡を取っていた女性サイクルツーリストの寺田さん。
国道254の川越を過ぎて入間川にかかる落合橋先の川島町のセブンイレブンに時間ギリギリに着いたものの、彼女から立ち寄らないとLINEが入っていたのでホッとする。
ところが、そこに突然「おはようございます~!」と威勢よく到着したラバネロジャージの若者が・・・
寝坊した高校生の神村君でした。
救う神2人目の登場でうれしくなってしまいます😊
ここからは、実業団E3で2019年トップクラスの成績を誇る神村君に引いてもらえる~👍✨
2人で順調に走って、といっても神村君の一人引きなんだけど、カインズ嵐山店を過ぎると左折の後は池を左に見ながら今回唯一の上りらしい上り。
ここでは毎回体を追い込んでいるので、ぼくが前に出てペースを上げます。
若者と勝負だ~!と頑張ったのはいいけど、超ツライ最後の100mで神村君が「先行きま~す!」と明るい声でぼくを置き去りに・・・
ぜんぜん勝負になってないよね、まいっか。
でも、久々に体を追い込めた証拠に1年半ぶりに最高心拍168bpmが出ていました。
風邪で1か月も体を休めていたせいなのか、新しく始めたサプリメントがよかったのか分からないけど、最高心拍が出せるというのは体調がいい証拠です。

小川町のウェルシアで本体最後尾の4~5人と合流して横田農場に到着。
その中に寺田さんもいたので結果OKでした。

(横田農場で餅つき)

横田農場の入り口。
赤いウエアを着ているのはチームラバネロの監督、そして日本を代表するフレームビルダーの高村さん。
30年以上のお付き合いです。

入り口で野菜も売っています

何十台のロードバイクがこうして並びます。
(太田さんの写真を借用させていただきました)

到着してホッとしているぼく
(太田さんの写真を借用させていただきました)

向かって右から関家さん、増山さん、久保田君。

炊けたもち米の 湯気がワッと立ち上がって・・・餅つきが始まる~😍

ここでお米を炊いています。
(太田さんの写真を借用させていただきました)

手慣れた2人が餅つきを開始

ぼくも餅をつきました!ギャラリーがすごい🤩

右から檜村君、石田君、上野(こうずけ)君、長尾君、一緒に走ってくれた神村君。
石田君と神村君はぼくと同じ豊多摩高校の2年生です。

お餅がつき上がると女性陣がこうやって食べられるお餅に仕上げてくれます。
う~ん、手際がいい😋

右から諏訪君、ぼく、そして、女性サイクルツーリストの寺田さん。
頭だけ見える諏訪君の赤ちゃんは7か月の万智(まち)ちゃん。
よく笑うので癒されまくりでした。

海苔餅、きな粉餅、赤大根餅と左上があんこ餅にきな粉をかけた「悪魔のお餅」。
なぜ悪魔かというとおいしすぎてお代わりが止まらなくなるから。
諏訪夫人(万智ちゃんのお母さん)に教えていただきました。

わ~、お雑煮。
よそってもらうのが待ちきれない!

炭火を囲んでお雑煮をいただく幸せ

これがあったかくて離れられなくなるんだな・・・

(帰り)
大多数がまだお餅をほおばっている中、早めに帰りたいぼくは仲間を募って13:20に横田農場を出発。
国道254を川島町で左折して荒川サイクリング道路を走ります。
若干遠回りですが車がいないので朝通った国道254よりもずっと走りやすいです。

帰りのメンバーはこの5人。
右から、月見里かい君、月見里パパ、赤羽さん、太田さん。
かい君は去年の新年会で初めて100km以上を走ったのですが、今年は楽勝です😃

入間大橋の北側で

先頭がぼくで2番目が赤羽さん
太田さんが撮ってくれました。

羽根倉橋上流の土手道

帰りの後半は少し向かい風の中ずっと先頭で引きました。
130bpmはぼくの最高心拍の77%。
メディオと呼ばれるこの心拍数領域で帰りの3時間を走ったのでいいトレーニングになりました。
ちなみに、サイクルコンピュータの左に見えるのはフォークについているカンティレバーブレーキ。
このブレーキは最近は少なくなりましたが、いろいろなホイールをつけられるのはこのブレーキのお陰です。

夕暮れ迫る荒川の土手を走る

板橋の丘陵に沈む夕陽

16:30自宅に到着。
顔がやせやすいぼくは、朝の写真とくらべると明らかに顔が細くなっています。

(右膝の痛みについて)
今回はまったく痛みが出なかったので一安心です。
その代わり筋肉痛がひどかったので、ストレッチやアロママッサージを入念に。
次の日は鍼灸の先生にほぐしてもらって(大腿が超痛かった)、お灸もしてもらって回復しました。

(余談)
今回は餅つきの間も足が寒いといけないので、メリノウールのソックスをはいていきました。
結局暖かい一日だったのでそこまで気をつける必要はなかったのですが、今回はいたICEBREAKERのソックスはホンワリと暖かい履き心地で快適でした。
いろんなソックスをはきましたが、このソックスをはくといつも「このソックスは気持ちいいなあ」と思います。
気持ちまで暖かくなるというのでしょうか。

Icebreaker Hike+ Light クルーは左右があります。
ハイキング用のソックスの中ではもっとも薄い部類で、ローカットシューズで行く日帰りのハイキング向き。
Amazonだと7200円しますが😲、Wiggleなら1900円😍

ソックス上部のロゴ

マリコと夕暮れを眺めながらのお散歩で一日が終わります

冬の乗り込み練習で186.5km!

11/30(土)に川島・彩湖練に参加してきました~!
なんと距離はここ数年の最長記録を更新して、186.5km!

川島・彩湖練はふだんはピストの練習をしているのですが、シーズンオフはロードバイクで長距離を走ります。
ぼくはピストはやらないのでロード練習に参加させてもらおうと思い、11/10(日)に初めて参加しました。
前回参加したときは平成の森公園まで車で行ってそこから自転車に乗りました。
でも、往復にかかる時間もガソリン代も無駄だし、前回は帰りに川越街道が渋滞していてこれこそ時間の無駄だと痛感したので、ちょっと遠いのが心配ですが今回は自走で集合場所の平成の森公園まで行くことにしました。

朝6:35出発 。
荒川の土手は朝日でこんなに影が長くなる。

朝は富士山がキレイ

影が長~い

ひたすら集合場所に向かって走る。入間大橋の手前。

集合場所の平成の森公園には予定通り8:15到着。
トイレを済ませて8:40出発。
なぜかスタートからペースが速くて、ついていくのがやっと。
今日は距離が長いんだよ・・・先頭交代はぜんぜんできそうにないペースだし、この状況で最後まで持つのか不安になる。
川島・彩湖練の主催者、ふせさんはコースを大雑把に言ってくれるけど、距離についてはコメントしてくれない。
小川町や、嵐山、グリーンライン方面は道を知ってるけど、川越街道や荒川の北東側の寄居、熊谷、本庄や利根川方面はまったく土地勘がなくて分からない。
ぼくの自宅から平成の森公園まで34km。往復で68km。
この前は公園から110km走ったので、同じ距離を走るとしても合計178kmになってしまう。
右膝を4月に痛めてから、回復プランに従って距離を伸ばしているにしてもこれまでの最長は100km。
あまり長くならないことを祈るばかり。
自転車よりこの前行ったテント泊登山の方が膝への負荷は高いはずだから大丈夫だと思うけど、グループライドは自分でペースを決められないからなぁ。

鉢形城公園で

物見山の上りはそれほど速くなかったので少し安心する。
物見山の次は白石峠方面に行く道を右折して松郷峠。
白石峠に行かなくてホッとする。
落合橋を定峰峠方面へ曲がらずに寄居方面へ直進。
この道は何度か通ってるけど、だらだらの上りが思ったよりぜんぜん長い。いい練習だ。
要領が分からずにボ~ッとしていたら先頭交代の邪魔になってしまい、少し後ろでおとなしく走る。

円良田湖手前の広くてきれいな道。このあと突き当りを右折して円良田湖への上りへ。

円良田湖で休憩するのかと思いきや、なんと素通り。
紅葉がキレイなのに~!(すいません、なので円良田湖の写真がありません)
今回は距離をかせいで早めに平成の森公園に戻るために休憩も少なめで、お店に入っての食事ももちろんなし。
結局、コンビニ休憩2回と鉢形城公園のトイレ休憩だけでした。
その後、本庄児玉ICを抜けて利根川の坂東大橋手前を右折して利根川サイクリングロードに入ります。

坂東大橋

坂東大橋とみんなの自転車

赤城山が見える

ここから利根川サイクリングロード

利根川サイクリングロードで先頭交代

坂東大橋から刀水橋まで17~8kmをずーっと先頭交代で走ります。
ふせさんはFacebookでLSDって書いてるけど、ぼくの心拍は最大心拍の85~90%だったので、ぜんぜんLSDではなくて、これってLFD, Long Fast Distanceって言うんでしょうか。
ところで、ぼくは自転車に乗るとときどき右目がかすみます。
今回はこれまでで一番ひどくて、途中50km過ぎたくらいから右目のかすみで視界の右側の端がはっきりしないぐらいまでになりました。
これ以上ひどくなったらどうしようと思うぐらい。
登山のときはならないし、自転車に乗るときも毎回とは限らないのですが。
今度こそ医者に行こう(と思ってから何年も経ってます)。

荒川に出てからは諸事情で小沼さんと二人に。 小沼さんはマスターズでスプリントと個人追い抜きの2冠に輝く本物のサイクリストです。

小沼さんと別れてからは一人でひたすら荒川沿いを走ります。

鴨がいっぱい

鴨がいる池の写真を撮るぼくの影

ホンダエアポートの脇の埼玉県防災航空センター

一人になってからはとにかく家にたどり着くために必死でした。
といっても、ペースは遅めで淡々と走りました。
今日の食事は途中のコンビニでセオリー通りご飯もの(おにぎり2個)をしっかり食べたので、ハンガーノックの心配はないはず。
でも、何かおなかに入れないと残り15kmが走り切れない。
ローソン富士見下南畑店(荒川左岸の羽根倉橋近くでは貴重なコンビニ)に寄って、北海道小豆ゴマあんまんとトルティーヤのダブルウインナー&トマトを食べて元気百倍。

トルティーヤもゴマあんまんもよかったけど、納豆巻きも食べればよかった。
でも時間的におにぎり類がほとんどなかったんだよね~

前回150km以上走ったのは、2018年5月に有間峠に行ったときの176.7km。
25年前の実業団登録で現役のときは150km以上はふつうだったし、ときどき200km以上も走ってたけど、今は一人だと100km以上はなかなか走らない。
その上、現在は膝の治療のリハビリ中。
そんな中、走行距離はすでに170km。
「家にたどり着けたらどんなにいいだろう」
「家に着いたら腰が下ろせる、横になれる、それってどれだけ楽なんだろう」
と思いながら走る。
「家があるっていいな、家族が待ってるっていいな」
と思いながら荒川サイクリングロードを走る。
結局、いつもの通り東京大仏の上りに行くともがいちゃうんだけどネ。
15:50にとうとう我が家に到着~♪
距離は186.55km!
家のありがたさを再認識できた、人生観が変わった186.55km。
家に着いて、
「家があるっていいね!しあわせなことだね!」
とかすむ目をこすりながら妻に言うと、
「今それどころじゃないのよ・・・これって難しくなっちゃったなぁ~」
とスマホでお仕事がお忙しそう。
朝6:30から長時間のサイクリングお疲れさまでした~

家に到着~
疲労困憊なのに思ったより普通の笑顔だね。

右膝は違和感があって重い感じがする程度で特に痛みはなく安心しました。
入浴、ストレッチの後右膝のアイシングをして、アロママッサージをして就寝。
膝よりも次の日の筋肉痛がひどくて、2日連続でアロママッサージをしました。
右目のかすみは3時間半もすると解消したので大丈夫です。

初めての自転車キャンプツーリング!

10/30~11/1の3日間、初めて自転車にテントを積んでキャンプツーリングに行ってきました~!

2日目の小菅町長作公園で

●日程
2019/10/30(水)~11/1(金)2泊3日

●コース
1日目 自宅(練馬区田柄)~富士街道~小金井公園~府中~関戸橋(多摩川)~多摩センター通り~町田街道~町田市立大地沢青少年センター(泊)
ルートラボ  https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=85e451c854e46cebb03eb50b1afcea4e


2日目 大地沢青少年センター~津久井湖~相模湖~上野原~鶴峠~小菅町~奥多摩湖~奥多摩周遊道路~山のふるさと村キャンプ場(泊)
ルートラボ  https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=f359f7485aba6c307adcc0741ef4f3b1

3日目 山のふるさと村キャンプ場~小河内ダム~青梅~瑞穂~所沢~東所沢~新座~大泉学園~自宅(練馬区田柄)
ルートラボ  https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=665649ec90fa65cdd4f4481e7d687876

●自転車・バッグ
ラバネロ・アドベンチャーバイク(高村製作所内呼称「ダボ付きシクロクロス」)
パニアバッグ:オルトリープ バックローラーシティ
フロントバッグ:Altura Dryline 2 バーバッグ

●キャンプグッズ
テント:ノルディスク テレマーク2 LW
寝袋:マウンテンハードウェアー ハイパーラミナスパーク
スリーピングマット:サーマレスト Zライトソル S
ストーブ: SOTO Windmaster SOD-310

自宅を出発する前に。朝10時過ぎというユルさ。

●1日目
今回のキャンプツーリングは、これまでテント泊の登山をしているしサイクリングは日帰りで行ってるので、「荷物が積める自転車さえあればキャンプグッズ類を買い足さなくても行けるね!」ってことで、ラバネロの高村さんに荷物を積める自転車をオーダーしました。
自転車は4月に出来上がっていたんだけど、痛めていた膝がやっとよくなってきたので、とうとう今回実現にこぎつけられたわけです。
やっと行けるので、超ワクワクでスタートしたのはいいんだけど・・・

自宅から走り始めると、合計15kgの荷物を積んだ自転車の重さのことよりも、大きな荷物を積んでふだんの道を走る違和感が気になって仕方がなくて、なんとなく気恥ずかしいような、場違いのような・・・
小金井公園を過ぎ、府中を過ぎて、多摩川にかかる関戸橋を渡るころになって、やっと気恥ずかしさが薄れて周りになじんだ気がしてきました。

関戸橋を渡る

多摩センター通りに入ってお腹が空いたのでファミマでお弁当を暖めてもらって近くの公園で食べました。

公園でお弁当を食べるのも久しぶり。

ここで気づいたんだけど、自転車のキャンプツーリングがテント泊のハイキングと違うのはコンビニやスーパーで食べ物を調達できること。
テント泊のハイキングではランチも行動食も最初からザックに入れて持ち歩いているものしか食べられない。
でも、サイクリングだと途中で調達しながら行動できるから最初から持っている必要がない。てことはハイキングより荷物を軽くできるということ。
そうだったんだ。

多摩センター通りの紅葉が始まったばかりのイチョウ並木。

突き当りを右折して町田街道へ。
道がせまいのにダンプが多くて走りにくい。
そうこうするうち左折して「青少年センター入り口」の看板を右折すると上りが始まってしばらくすると到着。
到着は14:30。
恥ずかしいことに施設入り口の段差で自転車ごとこけてしまう。
この転倒で45年前に買って大事に使っているエバニューのチロルコッヘルがへこんでしまった。後でわかって超落ち込む。
ハイキングではザックの中身が損傷することはほとんどないのに、サイクリングでは初回からこれか~。
気をつけなければ。

青少年センター入り口の看板

大地沢青少年センター

大地沢青少年センターの前にある昔懐かしいポスト
このすぐ横でこけました

この後自転車は駐車場へ移動。
この日は8か所あるテントサイトに利用者はぼく一人だけ。

この施設は当日に電話で予約して予約OKだったのでとてもありがたい。
受付を済ませると、うれしいことにテントサイトの利用料金がなんと410円。
うれしくないこともあって、なんとテントサイトに自転車を置いてはいけなくて、坂を何百mも下がった駐車場に置かなければいけないこと。
カギをかけるとはいえ誰でも車で来られる駐車場に高級な自転車を置く危険をまったく理解できていない。
それから、テントサイトではガスといえども火を扱えないルールなので、少し下がったところにある炊事場に行かななければならないのがちょっと不便。
公営だからいろいろあるけど、410円だからしょうがないか。
(でも、あとでスタッフの人がわざわざテントサイトまで来てくれて、「樋口様、テントサイトに置いていいです。」と言ってくれました。感謝しないとだね~)

テントサイトに着いたら、いつものように、
・プロテインシェイク
・ストレッチ
・夕食(アルファ米の白米、フリーズドライのカレー他)
・足と腰のアロママッサージ
を済ませて20:00就寝( 「日記書き」は疲れたのでスキップ)。
でも、SUUNTOのウォッチを持ってきてないしスマホはなるべく使いたくないので、アラームがなくて寝過ごすのが心配で夜中に何度も起きていたら結局起床は予定より45分遅れの5:30AM。
2日目のスタートは予定の7:00AMから遅れて7:25AMになってしまいました。

●2日目
起床が遅れたのであわてて準備をして(テントサイトでは出発準備を急いでばかりなんだけど)、2日目スタート!
ところが、すぐにとんでもない上りが・・・
城山湖への上りはコンクリートに丸いくぼみがついた20%はゆうに超えていそうなすごい上り。いつものロードバイクだったらガッツ入れて気合のダンシングで「うりゃあ~!」と上るところだけど、15kgの荷物を積んでいるのでここはすぐにあきらめて、「押し」でした~

朝の城山湖

自転車を置いて上った先にある航空神社

津久井湖は流木でたいへん

相模湖の近くの道は先日の台風の影響で通行止め

この通り地図は見やすいです

今回はbryton Rider 450にルートラボで作ったルートのgpxファイルをダウンロードしてナビにしました。
(ところで、来年3月でルートラボが終了するらしい。ルートラボがなくなると困ります。有料会員でもいいから使いたいのに。誰かルートラボの代わりになるツールを教えてほしい。)
これが意外に当たりでわかりやすくて迷わない。
たまにルートの矢印が出なくなったり、表示が変になることもあるけど実害はない程度です。
このサイクルコンピュータはルートナビを期待してなかったのでうれしい誤算。
今回のキャンプツーリング中(前回の日光サイクリングでも大活躍でしたが)頼りっぱなしでした~

城山湖、通学の高校生がいっぱいの津久井湖、相模湖を過ぎて20号の上野原から県道33号上野原あきる野線に入ります。
上野原のウェルシアでおにぎりを買ってたら、1歳半の男の子がぼくのカッコが気に入ったらしく離れない。お母さんも無理には引き離せなくてどこに行くんですか~とか話しかけてくれて楽しいひと時。
ここからは、昨日と違って田舎道の楽しいサイクリングです。

ここから左折して県道18号上野原丹波山線に入ります

渓流沿いの県道18号
この辺から小菅村
小菅村長作公園。天国みたいでしょ~?

ランチ

ランチその2

鶴峠への上りの13.8%はツライ。
鶴峠

小菅橋。土嚢積みの作業中。
こうした工事はいたるところでやってました。

鶴峠を下って小菅村の中心部を右折するとすぐに今日の目的地、奥多摩湖です。
紅葉はこれからですが、ところどころで紅葉が始まってます。

こんなところも

みとう橋。これを渡って奥多摩周遊道路へ。

奥多摩周遊道路スタート

着いた~
山のふるさと村キャンプ場だ~

山のふるさと村キャンプ場に着いた~
と思ったら、「キャンプ場受付けはこの先」と看板が出ている。
「この先」はいいんだけど、10%を超える上りがずっと続いている。本当にこの先なの~?人の気配がなくて不安。
でも行くしかないので上っていくと、駐車場をいくつか過ぎても何もない。
さらに上ると、やっとキャンプの係らしき人がいてホッとして自転車を止めて聞いてみると(ずっと12~13%の上りなので15kgの荷物を積んでると自転車を止めるのも大変なんですけど)、「受付けはこの上だから」と言われる。
この上のどこよ~!
やっと受付けの建物に到着。14:40。
ところが2日続けてあの悲劇がぼくを襲う・・・
「自転車は駐車場に止めてくださいね。」
え~!さっき通ったあそこに~⁉サラッと言うね~
「でも、分解してテントに入れれば大丈夫ですけど。」
ぼくのテントは山岳用の軽量テントなので寝るのがやっとの大きさ。
分解は簡単なんですけど、テントが小さくて中には入れられないんですと説明すると、
「~さん、自転車は分解すれば テントに入れなくても いいですか?」
と他のスタッフに聞いている。
「ああ、分解すれば大丈夫だよ!」
やった~!分解だけで大丈夫なの?
よかった~!
そうか、分解すれば自転車の部品に過ぎないから自転車ではない。だから駐車場でなくていいということなのかも。ということは、前日も「分解しますからテントサイトに置いていいですか?」と聞けばすんなりOKだったかもしれない。
そうか、「お金がないのが問題ではない。アイデアがないのが問題なのだ」とはこのことか。

延々上ってやっと着いたテントサイトにテント設営。まだ自転車は分解前。

分解してこんな感じにベンチに立てかける

でも、いい情報もあってテントサイト使用料金がなんと200円!
昨日最安値だったのに、わずか1日で最安値を更新!
悪いことがあればいいこともあるじゃんね~
じゃないか。
結局自転車はテントサイトにしか置いてないんだからいいことばかりだ。
いいことがある。ますますよくなる。きっとよくなる。必ずよくなる。
う~ん、まさにその通りだ。

テントサイトの隣の炊事場

テントの中ではこんな感じで寝ています。
ヘッドランプは必需品。

いつものルーチンを済ませて20:00就寝。
次の日は奥多摩周遊道路のゲートが9:00オープンなので、それ以降しかテントサイトを出られない。
不便だけど朝が遅いので気が楽だ~。

3日目
空が明るくなって6:30頃目が覚める。登山でテントで起きるときはこんなに遅く起きることはないので、なんとなく悪いことをしているような罪の意識がある。
そんなことより、今日はむちゃくちゃいい天気!
寝ているときに寒かったからそれだけのことはある。

テントの足元部分。結露の水分で濡れてインナーテントとアウターテントがくっついている。
テント内の通気をよくすれば解消するけど、通気をドンドンよくしていけばテントの中が寒くなっちゃうので結局はそのバランスなんだよね。

炊事場
山のふるさと村から奥多摩周遊道路へ
朝の奥多摩周遊道路
みとう橋
小河内ダム
青梅の近くで

奥多摩周遊道路から青梅街道に出て、小河内ダムを過ぎるとドンドン下る。
30年前にロードの練習でよく来た、なつかしい古里(こり)のT字路を右折して吉野街道へ。
マウンテンバイクに乗ったイナーメのジャージらしきサイクリストに「お~!」と声をかけられ、少しいい気分。
ところで、今回は平日なのもあってかほとんどサイクリストには会わなかった。
瑞穂町に出る道が少し混んでいて、しばらく行くと東所沢からいつもの練習コースに入る。

青梅から瑞穂町へ

ヤマザキデイリーに入ると、品ぞろえが充実していてビックリ!買いたい(食べたい)ものがたくさんあって迷う。おにぎりと蒸しパンを買って柳瀬川の河原のベンチで食べる。
帰りにラバネロに寄って高村さんに初キャンプツーリングの報告と感謝を伝えて、パクさんにリアディレーラーの不調を直してもらってから帰宅。
パクさんに「樋口さん、もしかして転びませんでしたか?」と聞かれてドキッ!
優秀なメカニックに隠しごとはできない。
初めてのキャンプツーリングはこうして終了。
自転車でテントもやっぱ楽しい~!

いつものサイクリングコースに戻る。清瀬の柳瀬川近く。
自宅に到着~!

●後日談
次の日に荷物を積んでいないクロモリロードで父の特養まで行こうと走り出すと、自転車が羽根のように軽くてガンガン進む!
あんまり調子がいいのでダンシングで調子に乗っていたらヘルメットにつけていたサングラスを落としてしまったほど。
乗っているクロモリロードはうちにいくつかある中で、峠には行きたくないぐらい重いクロモリフレームで、それが羽根のように軽いとはどういうことなのか。
「オレって強いかも⁉」
とうれしくなってしまいました。

●教訓
(1)15kgの荷物を積んで近くを走るのはちょっと気恥ずかしい。
(2) bryton Rider 450 のルートナビは十分使える。
(3)公営のキャンプ場で自転車をキャンプサイトには置けませんと言われたら、「分解すれば置いてもいいですか?」と聞いてみる。
(4)15kgの荷物を積むと上りの傾斜は13.8%程度が限界。
(5)15kgの荷物を積んで 3日間走るのはとてもいいトレーニング。その後は生まれ変わったかと思うぐらい速く走れる。