鷹ノ巣山で富士の絶景

2/1(土)にぼくの「山岳師匠」である鶴見君と鷹ノ巣山に行ってきました!
天候に恵まれて富士山の絶景を堪能できました。

(コース)

(主要装備)
シューズ:スカルパ モンブランプロGTX※
※冬山に向けたトレーニング目的で使用。前回のスポルティバ トランゴSエボは片足重量770gに対して、モンブランプロGTXは1,010gなので片足当たり240g重い。
ザック:オスプレー タロン44
ストーブ:SOTO ウインドマスターSOD-310
トレッキングポール:シナノ フォールダーFREE115

(ハイキング)
予定よりやや遅れて6:45に峰谷橋駐車場に到着。スタートは予定通り7:00。
しばらく舗装道路を歩く。
鶴見君には申し訳ないのだが、ぼくは舗装道路歩きが好きなのでぜんぜん苦にならないどころか、むしろ楽しい。
今回のプランニングはぼくが担当で、初心者もいないので自由に作らせてもらった。そのせいで最初も最後も舗装道路歩きな上に距離も長い。
たっぷり舗装道路を歩いてやっと山道へ。
冬枯れの明るい林の登山道を歩き、浅間神社の鳥居をくぐって登っていくと椎茸の栽培の柵と荷物用のモノレールがあり、かたわらにあるベンチで休憩。
さらに行くと登山道は尾根から西側にまき始めて雪が多くなり、見覚えのある水場に到着。
鷹ノ巣山避難小屋の周辺から地面は完全に雪に覆われている。
避難小屋から鷹ノ巣山への上りは、楽しみにしていた富士山の絶景が・・・

車の中から見る奥多摩湖の夜明け。

峰谷橋駐車場。冬の早朝なのにもうたくさん車が止まっている。

出発!

舗装道路歩き

山が見えてくる

峰谷川渓流釣り場

朝日を背に浴びながら

昔懐かしいポリタンクで水を飲むぼくの山岳師匠

もうすぐ登山道

登山道入り口の道標。
注意書きがたくさん。熊と去年10月の台風の影響と・・・

登山道のスタート

冬枯れの明るい林を抜けて

浅間神社の鳥居をくぐる

ベンチに座って休憩

水場

避難小屋に向かう

鷹ノ巣山避難小屋

一面雪の鷹ノ巣山への上り。

おそらくウサギの足跡

登ってきたトレイルと日陰名栗山(右)、雪をいただく南アルプス
立ち枯れの木と大岳山(木の陰)、御前山(中央やや左)、丹沢(右奥)

鷹ノ巣山の山頂は富士山の絶景と快晴、無風の雪原パラダイス。
既に20人くらいの登山者が絶景を楽しみながら広い頂上付近の雪の上に三々五々腰を下ろして休んでいる。
写真を撮った後、いい場所を見つけて雪を踏みならしてお湯を沸かしてカレーメシを作る。
富士山の絶景とカレーメシのランチ。ハーブティーとブラックサンダー。
暖かく平和なひととき。
離れがたいが今日は距離が長いので、日没に余裕をもって駐車場に戻らなければならない。
意を決して出発。
鷹ノ巣山は上りも下りも防火帯になって開けた石尾根からは富士山が見える。
絶景を堪能させてもらった石尾根に別れを告げて榧ノ木尾根へ。

ダケカンバと富士山、ダケカンバの向こうは大菩薩嶺方面
鷹ノ巣山山頂
鷹ノ巣山山頂で。やっぱり鶴見君は山岳エキスパートの風格がある。
富士山の絶景を見ながらお湯を沸かしてカレーメシ

SOTOのガスストーブとカレーメシ

鶴見君自慢のGOROのシューズ。
今はもう手に入らないスイス皮の名品で20年してやっと足に合ってきたとか。
そんなに我慢できるものか?!

2人でカレーメシを食べる
富士山(鶴見君撮影)
オスプレーのバックパックと富士山
左のピークは御前山、右奥は丹沢山塊
雲取山(左)と芋の木ドッケ(右)。真ん中に見えるのは和名倉山。
中央は奥秩父縦走路の飛竜山
鷹ノ巣山からの下り(石尾根)

榧ノ木尾根は下り基調なので順調だったのに、ぼくの師匠、鶴見君は足がつってしまってちょっと登りがあると急にペースが落ちる。
彼のGOROのシューズ は片足1.2kgなので、ふだん怠けていると足ぐらいつってもおかしくない。
倉戸山の頂上で休憩の後、奥多摩湖に向かって下りが始まる。
ところがこれがくせ者で、道もちゃんとしてるし道標もあるしどこが難路なんだと思っていたら(倉戸山から女の湯は「山と高原地図」では破線表示だった)、下りの傾斜が半端ない。
トレッキングポールでときどき体重を支えながらでないと危険な感じの下り。
登山道は落ち葉がたくさん積もっていて凹凸が見えなくなっている。
ぼくの師匠鶴見君はそこをとんでもない速さで下っていく。
すでに10数km歩いていて下りは足がガクガクで、半端ない急傾斜、その上リーダーがとんでもない速さで下っていくという三重苦😰
おかしい、あんなに速いのは。足がつっているはずなのに。
そうか、遅くなるのは上りだけだったっけ。
写真を撮っているとさらに師匠鶴見君との差が広がってしまう。
反射して見える奥多摩湖の湖面が遠いままでなかなか近づかない。
この下りはいつまで続くのか。
急ぐのはいいんだけど絶対に避けなければいけないのは転倒によるケガだ。
ぼくがケガをしたらマリコのお散歩は誰が行ってくれるのか。
そんなことを考えていたら、道が左に巻き始めてやっと湖面が近づいてきた。
今日は他に誰か誘おうか迷ったけど誘わなくて本当によかった。
今日のこの下りは疲れた体にとどめを刺すのに十分だ。
その上、下りきった後はぼくは好きだけどみんなが嫌いな舗装道路歩きが待っている。
今日初心者を連れてきたら、登山が嫌いになっちゃったかも。

木々の間から見えるのはぼくの好きな長沢背稜の天目山(三ツドッケ)

水根山、榧ノ木尾根の分岐。
残念だけど石尾根からは離れて下る。

水根沢林道との分岐

榧ノ木尾根

榧ノ木山近くの道標。
よく見ると左へ峰谷川方面への分岐があったのにその道標が切断してあるのが分かる。
踏み跡もあってここを行ければ峰谷橋駐車場への近道なのでできれば行きたかったのだが、誘惑を断ち切ってプラン通りの直進を選択。

倉戸山山頂の分岐。
熱海へ下りればおいしいラーメン屋があるとの情報を得ているがぼくらは直進して女の湯(めのゆ)方面へ。

山と高原地図では破線の難路になっていたので心配していたが、道標はしっかり整備されている。
たまたまぼくらが通る直前も倒木をチェーンソーで切断する等の登山道整備をしてくれていた。
ありがたい。
難路になっている理由はこれから思い知ることになるのだが。

倉戸山山頂の倒木に座って休憩+行動食補給。
なんだ、休憩ばっかりじゃん!と思っている方。
このコースは長いうえに結構厳しいんですよ~😓

とんでもない急坂を下る

ここも相当な急傾斜。
左奥に見えるのは恐ろしいスピードで下っていく鶴見師匠。

やっと急坂が終わってホッとする

奥多摩湖に反射する西日

「倉戸山の登山道はたいへん急峻で・・・」
これを倉戸山の分岐にも表示してほしかった。
と言っても、表示があってもぼくらは女の湯に下っちゃうと思うけど。

再びぼくの好きな舗装道路歩き

トンネルの中も歩きます。
正面から来る車はぼくらを見つけるとハンドルを切ってよけている。
奥多摩湖と御前山

峰谷橋が見えてくる

朝いっぱいだった駐車場はガラガラ

お疲れさまでした~🙂

(膝の調子と体調)
右膝は熱を持ったので帰ってからアイシング。
今日は歩いた距離も時間も長く、最後の下りも激しかったので体へのダメージが大きかった。
1週間前の川苔山のデイハイクで体が慣れてきてるので少し楽だった。
駐車場に着いてから鶴見君とストレッチをして、プロテインを忘れちゃったので車でコンビニによって炭水化物とタンパク質を補給。
最近はコンビニでザバスのプロテインドリンクを売ってるのでありがたい。
帰宅してから入浴。
疲れたのでアロママッサージはできなかった。

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