川苔山デイハイク

1/25(土)はラバネロの赤羽さんと一緒に川苔山に日帰り登山に行ってきました。

(コース)

(主要装備)
シューズ:ラスポルティバ トランゴSエボ
ザック:オスプレー タロン44
ストーブ:SOTO ウインドマスターSOD-310
トレッキングポール:シナノ フォールダーFREE115

(ハイキング~川苔山まで)
ぼくの方はまた例によって前日夜は遅くまで準備がかかってしまって、睡眠時間2時間。
申し訳なかったけど自宅まで赤羽さんに自転車で来てもらって、自宅を5時出発です。
町営鳩ノ巣駐車場着6:30、赤羽さんのために用意したチェーンアイゼンの装着テスト、トレッキングポールの長さ調整等を済ませて駐車場を予定通り7:00出発。

予定通り町営鳩ノ巣駐車場を7時出発

ウォシュレットまであるきれいな駐車場のトイレ

ここから登山道

正法院の赤屋根と古里(こり)方面

赤羽さんは楽に上ってる感じなのにペースが結構速い。
経験者のぼくが頑張らないとついていけない。
練馬こぶしハーフマラソンを目指してランニングをしているせいなのか。
今回、ぼくは登山の経験者だから連れて行ってあげるみたいに言って一緒に来たのに、これではあまり大きな口がたたけなくなってしまうではないか。
そんなことを考えていると、分岐を右に折れて巻き道を行こうと思っていたのに、左に上ってしまい瘤高(こぶたか)山方面に上ってしまう。
瘤高山の上りは結構きつくて、山頂は瘤高山の表示がないし
「何度も来てるのにここはぜんぜん覚えてないなあ」
なんて言ってたのは、間違えて知らない道を歩いてたからなんだよね。
カッコ悪~😓
でも、今日は往復同じ道を歩く予定だったので、違うコースを歩けて結果的にはよかったのでした。

本格的な登山道のスタート

大根の山の神でお祈り。
結構ザックがが大きい。夏ならテント泊できそうな大きさ。

雲海を見ながら休憩

本仁田山

瘤高(こぶたか)山

雲海を見ながら

瘤高(こぶたか) 山山頂。
本仁田山との分岐になっている。
何の表示もないのでそれと気づかずに通過してしまう。

瘤高山を過ぎた尾根から西を望む。中央が雲取山、左は鷹ノ巣山。
景色がよかったのはこのときまで。この後ガスってしまう😢

大ダワの分岐。
上は鋸尾根方面、悪路と書いてあるのはぼくらが歩いた巻き道。

鋸尾根は尾根がせまいし鎖場もあって急なので、今回は「悪路」と表示がある巻き道を選択。
ところがしばらく行ってすれ違う登山者に話しかけると、
「落ち葉がすごいので引き返してきました」
と言うので心配になる。でも彼は、
「ぼくはビビりだし、一人なので・・・」
と言うので気を取り直して進む。
これまで2回通ってるので大丈夫だとは思うけど、問題は去年10月の台風でどれくらい影響を受けてるか。
行ってみると危険個所は、

●道がせまい所が一か所
30~40cm幅しかなくて下側も切れ落ちてるので慎重に歩く必要あり
●道が 崩落してい る箇所が一か所
崩落部分は十分またげる間隔なので通過できるがここも下側が切れ落ちているので慎重に歩く必要あり
●木橋と道の上に落ち葉が積もって表面が見えなくなっているところが何か所か
トレッキングポールで穴がないか、木橋が崩れてないかチェックしながら歩く必要あり

日が暮れてからや荒天時、体力・集中力がないとき、初心者連れのとき以外なら慎重に歩けば大丈夫な範囲でした。

悪路に取り組む赤羽さん。

この木橋も緊張する

船井戸からは雪が多くなる

もうすぐ川苔山
山頂はガスっていて眺望なし。絶景の富士山を期待していたのになぁ

船井戸からは雪が多くなり、ときどき雪の上を歩きながら川苔山山頂に到着~😄
土曜日だし翌日曜日が崩れる予報だったせいか結構登山者が来ていました。
記念撮影を済ませるとさっそくカレーメシ作りの用意をスタート。
お湯が多いとシャビシャビになっちゃうので少なめにしたつもりなのに、まだお湯が多かったみたい。
それでも赤羽さんに気に入ってもらえてよかった~
カレーメシに加えて、ハーブティーとブラックサンダー(チョコレート)を食べて出発です。

赤羽さんは初カレーメシ。「これならふだんも食べたい!」と絶賛してくれました。

(ハイキング~川苔山から駐車場)
船井戸から急斜面を降りたころの鳩ノ巣駅との分岐に若い女性が一人でいるので話しかけてみると、少し前に会った男子2名の連れで一人だけ置いて行かれたらしい。
そういえば、その男子2名も「あとどれくらいですか?」と聞いてた。
この女性も
「あとどれくらいですか?」
と聞いてくる。
地図を持ってないし、ガイドブックやスマホのアプリも使ってないようだ。
ぼくの地図を見せて山頂までの時間の目安を説明すると、
「やっぱり地図が必要なんですね~」
と言っている。
ぼくは、彼女に見せた登山地図と行程表以外に、GPS専用機と2万5千分の一地形図とコンパスを持っている。
携帯の電波が届かない場所でSOSを発信するためのGarmin inReach miniという衛星通信機器も持っている。
Garmin GPSMAP64sというGPS専用機が壊れた時のためにバックアップとしてもう一台持とうかと思っているくらいなのだ。(それなのに道は間違えてる~😓)
彼女はスマホのGPSアプリだけでも使っていれば便利なのに。
その上、何も分からないなら向こうから聞いてくればいいのに、こちから話しかけるまで何も聞いてこなかった。
今から考えれば、彼女の表情が硬かったのは不安のせいだ。
最初に「こんにちは」とあいさつしたときにあれっと思った。
地図がない、山頂まで行ける時間も体力もあるか分からない、その上男子2人に置いて行かれた・・・その不安が顔をこわばらせていてあの表情になっていたと思う。
登山者同士のコミュニケーションで得られる情報は貴重だ。
ぼくもあのとき聞いておけばよかったと思うことが何度かある。
でも、その場を立ち去ろうとしたぼくが彼女に話しかけて、やっと情報が聞けて安心したと思う。
ぼくも常に、なるべくオープンに、情報を得て、かつ情報を与えられるようにしていなければと思ったのでした。

船井戸

巻き道から見える鋸尾根の岩壁

危険個所が始まる。
赤羽さんと「ここに来るとアドレナリンが出るよね~!」と帰りは2回目なので2人とも少し余裕がある。

木橋の通過

ここが道の崩落個所。慎重にまたいで通過する。

落ち葉で隠れている木橋はトレッキングポールでつつきながら確認して歩く

赤羽さんがかがんでいるのは、写真だとわかりにくいけど岩がこちら側に出っ張っているから。
下手にぶつかると木橋の下に転落してしまう。

無事危険箇所通過

ここも分かりにくいけど道が幅30~40cm程度とせまくて危ない。
かといって気をつけすぎるてザックを岩にぶつけると逆に転落してしまうので恐がり過ぎもいけない。

立ち枯れの木

無事悪路をクリア😍

今日は二人とも偶然ラスポルティバのトランゴSエボ。
高価なこの靴をぼくは清水の舞台から飛び降りるつもりで買ったのに、なんと赤羽さんは日本未発売カラーをドロミテのアウトレットで破格の安値で手に入れている!

鋸尾根。
ぼくらはこの尾根を通らずに手前側斜面沿いの巻き道を歩いた。

行きはここを間違えて瘤高山方面に上ってしまった。

大根の山の神に到着

鳩ノ巣駅に近くなって、熊野神社に下る分岐が現れました。
赤羽さん情報で、ぼくらの隣に車を停めた男女2人組は朝歩き出すときにぼくらと反対方向の駐車場の奥に向かったらしく、この道がきっとその道だというので降りることにしました。
ところが、傾斜がやたらきつくて疲れた足にやさしくない道なんだな、これが😰
その上距離もあまり変わらない。
よかったのは熊野神社にお参りできたことかな。
ほどなく町営鳩ノ巣駐車場に到着。
赤羽さん、ご一緒していただいてありがとうございました~😍

帰りは鳩ノ巣駅方面に向かわずに熊野神社に下る。
写真は熊野神社。

熊野神社の入り口。
ここから先に登山道を示す標識がないので一般登山者には入り口がわからない。

駐車場が見える

結構車が増えている

到着~
お疲れさまでした~🤗

(右膝の痛みと体調について)
右膝はほんの少し痛みが出たものの、熱感があるのでアイシングと湿布で対応しました。
次の日とその次の日は筋肉痛ひどくて、これは初めてなんだけど左足の大腿の筋肉痛が一番ひどかったです。
これもマッサージとストレッチで対応。

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